第6回/文京区の工房から愛を叫ぶ!
〜見たい、知りたい、味わいたい。感じたい人のためのフィフスプレイス〜
第6回「文京区でまってる!」
「文京区の工房から愛を叫ぶ!編」「文京区でまってる!」とは。見たい、知りたい、味わいたい。
心動かしたい人のためのフィフスプレイス。
役割を離れた自分自身として参加するコミニティー&ミーティング。
6回目の今回は「文京区の工房から愛を叫ぶ!編」
文京区に根付いた活動をされている3名の方をゲストにお呼びして
それぞれの活動の紹介や文京区への地元「愛」を語っていただきます。
あんな文京区やこんな文京区の再発見があるかも!✨
今回はゲストに「文京区内の好きな坂」と「文京区といえば○○」をお聞きしました。
文京区内の好きな坂は? 団子坂
文京区といえば? 桜並木
志知 恭子(しち きょうこ)さん
-PROFILE-
生まれも育ちも文京区。生粋の文京っ子。
写真家として、文京区の変わりゆくすがたを記録しながら、区内で働く様々な職業の人たちにスポットを当てた「働き人(びと)」シリーズも撮影している。
2018年、自身の住み慣れた地元の写真を撮影した個展、「 記憶と生きる 」を開催。
去年様々な別れを経験し、自分が「今ここに、いる」のは、彼らとの過去があるからなのだと気づき、「記憶と生きる」写真展を開催することに。
その温かい視点で撮影された写真は、見る人の心をとらえる。
その写真展がご縁で、文京区の本郷図書館・汐見地域活動センターでも「記憶と生きる」写真展を今年も開催することとなる。
会期:2019年3/26 ~ 4/21(日)
故郷、文京区のために何かできないのか?
文京区の写真集「写真を綴る『文の京』」を家族と見たことがきっかけとなり、
これからの人生、文京区にできることがないのだろうか?と深く思うようになる。
文京区を楽しくしてくれている1つは、街のお店ではないか?
そこで働いている人を記録として残せないか?
真面目に集中し働いてる人をこれからの人々に観てもらいたくて
2018年文京区の「働き人」を撮り始める。
まずロケハンを行いながらお店の方と打ち合わせを行う。後日お仕事をされている様子を撮影、そして最後にスタジオでの撮影。
どんな方なのか興味津々で、お店に伺うと新しい発見がある。
そして最後にはいつも「文京区。いいよね!」で盛り上がる。
志知さんは「働き人」のモデルさんを募集されています。
お仕事のご依頼はこちらから!
↓
文京区内の好きな坂は? 鷺坂
文京区といえば?都会の田舎
海田 修平(かいだ しゅうへい)さん
-PROFILE-
建築家、4児の父。
「カイダ建築設計事務所」代表
「神田川アートブロッサム」代表
1974年三重県生まれ
26才まで地元三重県暮らし
大学院の時スペインのバレンシアへ交換留学で渡西。
運命の出会いを経て文京区暮らしへ。
自分の住む町のポテンシャルに気がつく
30代最後39才の時に仕事に忙殺される日々が続き、建築家として自分にできることをやらないとダメだ!と思い独立。
独立したら時間に余裕ができ、ぶらぶら神田川沿いを歩いている時に自分の住む町のポテンシャルに気がつく。
写真スタジオとか結構何かある。一緒にやれそうな同業者の友達もいた。
椿山荘、こんもりした緑、川、桜、寺。なんかいいなー
面白い人たちと友達になりたい!
パパ友の同業者や中高の同級生をまきこみ、はじめたのが「神田川アートブロッサム」イベントの名前であり、アートでおしゃれなまちづくりを目指すボランティア集団の名前でもあるのです。
最初の年はまずスタンプラリー。6年目の今年の参加は32ヶ所に!
地域を代表する春のイベントになりました。
住んでる場所の説明が面倒!
江戸川はないのに江戸川橋?駅名だけではわかってもらえない。
この区界の新宿区と文京区をまたぐ神田川流域を「weエリア」と呼んでブランドづくりを進めています。
早稲田の「w」、江戸川橋の「e」です。
いつか何かのきっかけで江戸川橋が盛り上がると良いなと夢見てる
最近あんまり気負いがなくなり、ゆっくり続けられれば、できることをやれば良いと思うようになりました。ということで仲間募集中!です。
文京区内の好きな坂は? 切支丹坂
文京区といえば? 坂、そして練馬ナンバー
横山 貴敏(よこやま たかとし)さん
-PROFILE-
2児の父
ボノ株式会社 代表取締役
コミュニティキッチン&ギャラリーとなっている「我楽田工房ギャラリー」と
コワーキングスペース「我楽田長屋」を運営。
浅草生まれ一瞬目白住まい。幼稚園から高校生まで文京区暮らし。
ミッションは「100年後も愛される面白い価値をつくる」
100年後と言うと遠い未来を思いがちだけどまぁ孫が生きる時代。
自分のおじいさんが僕のために何か残してくれるなら、僕も何かやっぱり孫のために残さなければダメだなと思うんです。
「いまを面白く、みらいの価値をつくる」
がコンセプトのボノ株式会社では
キッチン付きコミュニティスペース「我楽田工房」を運営。
地方行政との仕事が大かったけれど、僕が東京生まれ東京育ちなので、足場である東京でも何かやっていく必要があると思っていた。
以前九段下の武道館の側に事務所があり家賃分でなんか面白いことができて、なんでもしていいことを条件に移転先を道沿いに探しはじめ、たどり着いたのが偶然子どもの頃過ごした文京区だったんです。
ここは元印刷工場。印刷工場は機械音がうるさいので大家さんもおおらか
京都の南丹市から薪ストーブ屋さんが来てガンガン焚いた時にも近隣の方たちも喜んでくれるし懐の深い江戸っ子気質のおばあちゃんがいい。
そして移転してきて気がついたのは文京、新宿、豊島区の区界であるこの地は区界のためか、なかなか交流する機会が生まれにくいのを知りました。
文京、新宿、豊島の区界に位置するここweエリアはチャレンジせずにはいられない、はじまりのまち。
ここ関口は松尾芭蕉が改修工事を行なった神田川の大洗堰があった場所
松尾芭蕉はここでサラリーマンを辞めてプロのハイカー(俳家)として出発した。
まさにチャレンジのスタート地点だと思っています関口は。葛飾よりも先です!
そして地理的には区の対極に位置する文京、台東、荒川の同じく区界。有名な谷根千がありますがアートで盛り上がっている。
こっちもアートをやりたい!
住人間の交流が少なかったこの地はチャレンジしないと終わる町、チャレンジせずにはいられない町、はじまりの町なんです!ということで2年目の「神田川アートブロッサム」から、運営に関わるようになりました。
アートで面白い価値を作ろう!
地域の産業を身近に体験させる「くみぐま」をツールに、アート活動をしています。
地域産業を身近に知って楽しく体験させることで、地域を思いっきり面白く盛り上げていくアートプロジェクトです。
つくり手である産業、つなぎ手である地域、遊び手である参加者をつなぎます。
地域産業の見本市をやりたい。そして目指すはクマ万博!
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