第4回/みんなの居場所、まちのサロン、1000人のシェアハウスってどんなトコ?

〜見たい、知りたい、感じたい〜

「文京区でまってる!」とは。見たい、知りたい、味わいたい。感じたい人のためのフィフスプレイス。役割を離れた自分自身として参加するコミニティー&ミーティング。

4回目の今回は近頃気になる「みんなの居場所、まちのサロン、1000人のシェアハウスってどんなトコ?」編

民間の市民交流施設、コミニティースペースと言われる施設。それっていったいどんなトコ?誰が来るの?何してるの?共通しているのは開かれたスペースだということ。それぞれのお家でいろんなことができるんです。


子育ての話ができたり、ご近所さんとお茶を飲めたり、イベントが開催できたり、ご飯が食べられたり、子供服を交換できたり、ネイルサロンがあったりなどなど……。

どんな思いではじめたの?これから何を目指すの?

さあみんなで各お家の代表にお話を聞いてみよう!なんだか明るい日本が見えて来そう!



良い意味で「お客様扱い」をしない

高浜直樹(たかはま なおき)さん

-PROFILE-

千石で「文京子育て不動産」を営む。「1000人の夢のシェアハウス・千石たまご荘」の管理人の一人。

たまご荘は「街と一緒にコラボする」がコンセプト。みんなが得意なものを持ち寄って、一緒に作り上げていく場所です。始めたのは、建物のオーナーさんから場所の活用法を考えてほしいと言われたことがきっかけです。今の管理人は3人。場所づくり、空間づくり、雰囲気づくりを得意とする3人が集まって運営しています。

毎週木曜日は11時半からみんなで集まってランチタイム。それ以外の日はレンタルスペースとして、ママ会を開催したり、育休中のパパさんが集まって交流したりしています。基本的な考えは「生業づくり」で、自分たちや地域の人がおもしろいと思うことを積極的に行っています。最近では子育て中のママさん向けのネイルサロンや劇団の鑑賞会、読書会なども行っています。

大切にしているのは、利用者を良い意味で「お客様扱いしない」ことです。自分たちも利用者と考え、一緒に楽しめる空間を作るよう心がけています。自分たちが居心地が良いと思える場所にして、そこに共感してもらえるようにしています。

残念ながら、今の場所は2019年3月末で閉鎖します。4月からは場所を固定せず、地域のみなさんに必要とされる場所で「たまご荘」を続けていきます。

文京子育て不動産

千石の、住めないシェアハウス「千石たまご荘」

高浜直樹さんFacebook


地域全体で、安心して子育てができる街を作る

八木晶子(やぎ しょうこ)さん

-PROFILE-

「さきちゃんち」運営委員会代表。子育て中のお母さん、子どもたちが立ち寄れる場所「小石川のまちのサロン・さきちゃんち」を運営。

もともと地域で子どもに関わる活動をしたいという思いを仲間たちと持っていました。そんなときに、こまじいのうちの秋元さん、建物のオーナーの白井さん、地域福祉コーディネーターさんたちのご協力をいただき「さきちゃんち」を2015年にオープンしました。

「さきちゃんち」は、誰でもふらりと気軽に立ち寄ることができ、子ども、子育て世帯を中心にくつろいで交流できる場所としています。地域には、居場所や遊び場がない子どもたちが意外とたくさんいます。そういう子どもたちにとって、安心できる場所になればいいと思って活動しています。

地域の大学生や若い社会人の方にも協力いただいています。休日にさきちゃんちで遊べるようにしたり、上映会を企画したりなど、自分たちの得意なことで関わってくださっています。最近では小学6年生の子が、中学生になったら「さきちゃんち」を手伝うと言ってくれています。

いずれは、子どもを支える活動をしている人たちがネットワークを作って、地域全体で安心できる場所を作れるようになればと思っています。

文京区小石川のまちのサロン「さきちゃんち」



周囲を巻き込み、少しつづ作り上げる

秋元康雄(あきもと やすお)さん

-PROFILE-

ご自身が所有されている家を地域の人に開放。全国から視察が多数訪れる「こまじいのうちの」のマスターです。

「もてあましていた空き地を地域のみんな活用してほしい」と思いはじめました。もともと応接間で、仲間を招いたりしていたので、開放することに抵抗はありませんでした。社会福祉会のコーディネーターさんに相談し、多くの方の協力を得て、2013年に正式オープン。12/1でちょうど6年目に入ります。

「こまじいのうち」では、あれをやりたいから皆さん来てくださいということはありません。自分たちがやってみたい、じゃあやってみようという活動をしています。最初におもしろがってやってみれば、皆さんがついてきてくれます。子どもたちは、布づくりやビーズづくり、大人たちは囲碁や麻雀の大会をしています。

活動を始めるには周囲を巻き込むことが大切です。最初に地域を巻き込む、そして、いろいろ社会福祉協議会を巻き込んでアドバイスをいただく、さらに地域に通う大学生も巻き込んで、少しずつ作り上げます。継続していると行政なども自然と注目してくれます。そうやっていけば「こまじいのうち」のような居場所がができると思っています。

地域みんなの居間、居場所へようこそ「こまじいのうち」


山形の郷土料理!芋煮

椎名町のシーナと一平で、「世界のおばんざい」の企画を手がける、めぐさん提供、今回のお料理は、山形県の郷土料理「芋煮」。

本来は、お酒とお醤油が入りますが、お子さんもいるのでお酒は抜き、お味噌を入れて庄内風にしています。お味噌は「さきちゃんち」のワークショップで作ったものをいただきました。野菜は、近くの白山下交差点にある「八彩さん」で、こだわりの野菜を購入。おにぎりはお餅を少し入れています。

シーナと一平=http://sheenaandippei.com/

世界のお万菜=Facebook


文京区でまってる!では、毎回、テーマに沿った食事を提供します。見たい、知りたい、味わいたい。感じたい人のためのフィフスプレイスに、ご参加ください。

お申し込みはこちら!

※上記リンクから、必要事項をご記入いただき、SUBMIT(申込)を押してください。

主催:文京区でまってる!

Facebookページはこちら


【イベント概要】

日程:2018年12月2日(日)11:00-13:00

場所:さきちゃんち (東京都文京区小石川3-36-14 2階)

【アクセス】

東京メトロ「後楽園駅」徒歩15分

都営線「春日駅」徒歩10分

都営バス「小石川3丁目」徒歩1分

文京区コミュニティバスBーぐる目白台・小日向ルート30番「小石川1丁目」徒歩1分

0コメント

  • 1000 / 1000