第2回/これでいいのだ!
〜見たい、知りたい、味わいたい〜
文京区でまってる!「これでいいのだ!編」
「文京区でまってる!」とは。見たい、知りたい、味わいたい。感じたい人のためのフィフスプレイス。役割を離れた自分自身として参加するコミニティー&ミーティング。
2回目のテーマはシンプルでいて究極「これでいいのだ!」
天才バカボンの名セリフ。仏教にも通じるとして語られる「これでいいのだ!」。
各ゲストの「これでいいのだ!」を語っていただきました。
体験が成長の糧になる
松田 和繁(まつだ かずしげ)さん
-PROFILE-
株式会社熊谷組。会社ではCS担当、プライベートでは東京PHP誌読者の会代表、3人の男子の父。農業にギターに合唱にと忙しくも充実した生き方の達人。
大学卒業後熊谷組に入社し、黒部ダムの造成工事、千葉ユーカリが丘の開発などに関わってきました。
40代半ば、家族のことで問題を抱えたときに、パナソニック創業者松下幸之助氏が設立した「松下政経塾」に参加。会長を努めていた松野宗純氏に出会います。そのとき松野氏が行っていた握手に感慨を受け、家族とも毎週握手をするようにしました。
最初はぎこちなかったですが、繰り返すうちに自然にできるようになり、同時に抱えていた問題も解消しました。
今はPHP友の会会長を務めています。
友の会ではフィリピンにTシャツを送ったり、皇居でランニングをしたりしています。友の会は、話しやすい雰囲気を大切にしています。安心感があるので、自分をさらけ出せると言われています。
生きているといろんなことがありますが、起こったことに対して自分がどのように感じて体験するかが重要です。そのすべての体験が成長の糧になると思います。体験に大小は関係ないと思って生きています。
今この瞬間、問題は起こっていない
堀井 一弘(ほりい かずひろ)さん
-PROFILE-
マインドフルネスならびにマインドフルネスSIMT(自己洞察瞑想療法)の講師、Mindful Ways Japanの共同代表。「人の心」に寄り添った活動を軸に活動多数。
マインドフルネスとは
マインドフルネス(以下、MF)とは「今ここに意識を向ける、ありのままを受け入れる」という、心のエクササイズです。
日本の禅の考え方に近く、アメリカで話題になり日本に逆輸入されました。最近では心理療法の一つとしてうつ病やパニック障害の治療にとりいれられています。
人間は落ち込むとき、主に過去の出来事を思い浮かべて自分を責めます。しかし、頭の中で思い浮かべていることは、単なる想像でしかありません。
現実ではありませんし、今この瞬間には何も問題は起こっていないのです。
この考え方がMFであり、今回のテーマである「これでいいのだ!」に繋がります。これがマインドフルネスの考えです。
Mindful Ways Japan(マインドフル・ウェイズ・ジャパン)を設立
私は昨年まで企業に務めていました。日々仕事に追われ、何も考えられないくらい心が疲弊していました。そのときに書店で偶然手にとったのがMFの書籍です。
最初は軽い気持ちで始めましたが、2~3ヶ月ほど続けるうちに心がすっきりするようになりました。これをきっかけにマインドフルネスに傾倒し、「Mindful Ways Japan」という団体を立ち上げました。今は、MFの普及活動とカウセリングをしています。
定期的に、マインドフルネスの基本を学べるワークショップを活動しているので、ご参加ください。
堀井一弘さん「Mindful Ways Japan」の活動はコチラから
各種SNSでも情報発信中!>Facebook、Twitter
自分を信じて、できることをする
西坂 來人(にしざか らいと)さん
-PROFILE-
小学生の頃の一時期を、児童養護施設で過ごし18歳で上京。新聞配達をしながら映画学校へ通う。
本年8月韓国で開催された世界最大級のウェブ映画祭 “Seoul webfest”にて短編コメディ作品「The Benza」がW受賞。
社会的養護をテーマにした短編映画「レイルロードスイッチ」の記事が東京新聞、毎日新聞地方版等新聞多数に掲載され世界的な経済誌である Forbesの日本版 "Forbes Japan" でもとりあげられる。次の夢は「レイルロードスイッチ」の長編映画化と全国公開!
映画監督と絵本作家をしています。
伊豆映画祭2018公募部門上映作品『The Benza』
https://www.youtube.com/watch?v=WHbtbxU8lwA
いろいろな国籍の方が参加している短編コメディです。海外4カ所で賞をいただきました。便座が世界に羽ばたきました。
レイルロードスイッチ
https://www.youtube.com/watch?v=FQrJYn-fFZA
児童養護施設で少年時代を過ごした青年が、お笑い芸人になって芸能界で”もがく”作品です。
僕は少年時代を、福島の児童養護施設で兄弟たちと一緒に過ごしました。
そこでは、おねしょが治らない子、夢遊病の子、夜中に血が出るまで頭を壁に打ち付ける子たちがいました。 僕は、世の中には、自分たちの他にも”むくわれない子ども”たちが大勢いると感じました。
2年過ごした後、母親が僕たちをひきとってくれました。そのころから僕は映画に見るようになり、特に、黒澤明監督「生きる」に強く共感しました。「生きる意味なんて自分で見つけなければ行きなければいけない」というテーマに影響されたのだと思います。
家を出て、日活芸術学院に通い映画の勉強を始め、幸いなことに、少しずつ映画の世界に携われるようになり、今につながっています。
今でも思うことがあります。福島の児童施設で出会った子たちは、どこで何しているんだろうと。
一般的に施設を出た子は自己肯定感が低いと言われています。今、僕は映画の他にも、絵本やウェブサイトなどを通して多くの作品を作っています。これらの作品が、彼らの自己肯定感を育む手助けになればと思います。
どこまで効果があるかはわかりませんが、自分ができることをする、「これでいいのだ!」と信じて活動しています。
西坂來人さんウェブサイト=https://www.nishizakaraito.com/
みんな大好き!オムライス
椎名町のシーナと一平で、「世界のおばんざい」の企画を手がける、めぐさん提供今回のお料理はオムライス♪
どこから食べる?ケチャップはどれくらいかける?みんな違って「これでいいのだ!」
シーナと一平=http://sheenaandippei.com/
世界のお万菜=Facebook
ロゴデザイン発表
食事時間に、「文京区でまってる!」のロゴを発表。デザインは「Underleaf Design.」Yuriko Ohira氏。
HP=https://kobutori.jimdo.com/new/
ヴィレヴァン通信販売=https://vvstore.jp/feature/detail/6647/
BASE=https://underleaf.theshop.jp/
『学び続ける全ての人へ、”不思議な縁を繋ぐ”「文京」の家』【文】【万年筆】【学び】【家】【人々の明るさ】「文豪が愛した、古代と近代が交錯する官能都市」
・文京区の「文」を彷彿とさせるような万年筆のペン先が、家になっています。
・錚々たる文豪が愛した「文京区」という武器があるように自分の武器=主体性を持って、学び続ける人のための温かい家です。「行ってらっしゃい!」「いつでも帰ってきてね、」新しいものを招き入れるという賢さは、毎回変わっていく「ゲスト」や、「縁」の中で学び、生まれていくもの。
・書体もカリグラフィーにし「文京区でまってる!」らしく神出鬼没だけれども、温かく、ユーモアのある空間を表現しました。
文京区でまってる!では、毎回、テーマに沿った食事を提供します。見たい、知りたい、味わいたい。感じたい人のためのフィフスプレイスに、ご参加ください。
※上記リンクから、必要事項をご記入いただき、SUBMIT(申込)を押してください。
主催:文京区でまってる!
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